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切られた首はしゃべるのか否か?　もちろん、ガブリエラは「しゃべるかも!?」という期待に胸膨らませている。果たして、切り落とされたポールの首は「ガブ、リエ、ラ・・」と主人公の名前を呻く。この時のガブリエラの満足そうな顔!!　凄まじいシチュエーションなのに笑いが止らず。ここまでやるか〜。

エンドクレジットが終わってからのおまけがまた最高。助けられて車の中、ガブリエラはカセットテープにとった「ガブ、リエ、ラ・・」をボーイ・フレンドに得意気に聴かせる。自分がポールを殺したなんて彼女にはどうでもいいわけ、とにかく首がしゃべったんだから・・。

ついでにもう一つおまけ。

これはタラ・ファンへのサービスとしか言い様がないが、映画の中盤、テキサスのゲッコー兄弟の指名手配写真が突如でかでかと映し出される。これには爆笑。ジョージ・クルーニーとタランティーノのすました人相写真が可笑しいのなんの。（※注　これは「フロム・ダスク・ティル・ドーン」を見ていないと笑えない）

で、その殺人鬼特集のTV番組の中でリポーターが「彼らは消息をたったままです」なんて言っている。そうだよな〜、確かタラちゃんはバンパイアに食われちまったんだから・・。

う〜む、やっぱりこれは変人向きの映画かな。