映画の内容は言わぬが花。でも一言だけいいたい。この映画ではタイタニック沈没のCGが非常に効果的に使われている。

CG自体は今更驚くようなものではないが、映画の冒頭でこのシュミレーションを見せられることにより、観客はタイタニックがどのように氷山にぶつかりどのように沈没するかを予習することになる。

映画の後半、この予習がじわじわと効いてくる。物語の中で船が傾き沈んでいく映像にすごいリアリティーを感じるのだ。 もっとも、少し安心して見てしまうようになるのでスリルが半減するという人がいるかもしれないが。

（後日談）
この絵を描いてから、タイタニックの煙突が実は4本だったことを知る。でも、そのうちの1本は豪華に見せるためのイミテーションだったらしい。ウフ、eve製アニメは結構真実に迫っていたのかも・・・。